4K試験放送を6月2日開始 NHK・民放各社
浏览:1005 发布日期:2014-07-19

NHKや民放、ケーブルテレビなどの放送各局は23日、現行のフルハイビジョンの4倍の解像度がある「4K」と呼ばれる次世代ハイビジョンの試験放送を6月2日に始めると明らかにした。衛星放送やケーブルテレビの契約者にドラマや音楽番組を放送する。テレビの買い替えや映像コンテンツ市場の拡大につながるとして欧米や韓国が実用化を競っており、日本も開発を急ぐ。

 総務省が同日開いた放送サービス向上に向けた検討会で各局が表明した。NHKや民放キー局、スカパーJSATは共同で、スカパーの契約者向けに衛星放送による試験放送をする。ケーブルテレビ最大手のジュピターテレコムや光回線による放送を手がけるKDDIは独自に行う。追加の視聴料はかからないが、4K対応のテレビとチューナーを買う必要がある。

 ドラマや音楽番組のほか、6月12日に始まるサッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会の中継も検討中。視聴者の多い夕方から夜に毎日数時間ずつ放送する見通しだ。映像の送受信や画面表示に不具合が出ないか確認しながら、時間や番組数を拡大していく。

 各局とも2016年をめどに放送を有料にしたり番組にスポンサーを付けたりする方針で、試験放送はこうした本放送に向けた第一歩となる。韓国は13年から、北中米でも今年に入って試験放送が始まっており、日本も遅れずについていく。

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